「第一次世界大戦と日本」井上 寿一著

第一次世界大戦が日本にどのような影響をもたらしたか。

日本が第一次世界大戦で参加した戦争は、青島等のドイツ植民地への侵攻、地中海への護衛艦隊派遣、そしてロシア革命に対抗してのシベリア出兵。

戦中の好景気から戦後の不景気で、国家予算への軍事予算が突出してるのも相まって軍縮の流れに。

ベルサイユ条約から国際連盟が結成されるのに従って、国際協調の時代。

等々融和的な流れになるも、世界的な不況から経済格差の是正を求めてファシズムの道へ。