「呉越春秋 湖底の城」1,2巻 宮城谷昌光著

全8巻のうち1,2巻を読みました。

楚人の伍子胥が主人公で、兄の治める町で色々な人と出会って人の輪を広げます。

2巻の後半で話が展開して、奸悪な楚王と大臣の策で父と兄が投獄され、助けに行くも失敗して・・・で次巻に続く。

海音寺潮五郎孫子を読んでいるので、呉越戦争の大筋は知ってる。伍子胥の運命はわかってますが、そこは歴史小説なので自分の知ってる話を作者がどう料理するかが面白いところです。

前に読んだ孟嘗君では孫臏が出てくるわけですが、こちらのほうが200年くらい前ってことか。