「漂流の島: 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う」高橋大輔著

探検家が鳥島に行き、漂流民の痕跡を追う内容。
著者はアホウドリ保護の手伝いという名目で行って、痕跡のさわりだけを見て帰り、
痕跡の調査を行政に申請したら却下されて次に行ける見込みは無いというつらい状況。
以前吉村昭の著書で鳥島の漂流者の話を読んでいたので、この本の話はわかりやすく読めました。
小説の描写もすごかったけど、実際に孤島に行った人の描写を見ると、大変さを実感する。