「ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践」地橋秀雄著

ヴィパッサナー瞑想の理論と実践について、かなり詳細に書かれた内容。
戒律、サマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想とそれぞれの瞑想法の意味と実践方法について具体例豊富で非常にわかりやすいです。
ここ数日は思考の流れを意識して見て、実際に感覚器官に情報が入って、認識して、反応するという流れを感じて、ここにサティを入れれば流れを止められる(集中していないと止められないけど。)ということを理解したところです。
気になる点として、寝る時に蛇口から水がポタポタ垂れると気になるので、「音」「不快」とサティを入れるも、やっぱり気になる。痛みに近い感覚で受に入って自動的に発生する感覚なのかな?
もう一点、サティを入れる自分をさらに客観視する自分を感じる時がある。「(サティを)入れた」とサティを入れるというような感じ。シンキングマインドがシンキングマインドを見ているという感じなのかな?