リスクについての覚書

経済、工学的なリスクはとある現象の発生確率とその影響度から
R=p*d (R:リスク、p:発生確率、d:影響度)
とあらわされます。
1年に100回あって1回につき一人死ぬ事象と1年に1回あって1回あたり100人死ぬ事象はリスクとしては同じです。
リスクを判断基準として見ると、経済では宝くじより競馬が儲かるとか、デイトレよりタンス預金とか、不動産はかなりリスキーとかあります。
工学だと一番危険なのは断然自動車で、飛行機や電磁波やダイオキシンなどは自動車に比べりゃかなり安全です。とはいっても自動車は高リスク高ベネフィットなので許容されているのでしょう。
絶対安全な事象などないということが認識されてきておりますので、これからはリスクとベネフィットのバランスが判断基準となるでしょう。