ピカソ展

ピカソ展行ってきました。
http://www.p-forme.jp/
題名が「躰[からだ]とエロス」というだけあって女体とかケンタウロスが女性襲ってるとかそんなのばっか。子供も結構いたけどこんなエログロ見せていいのかしら・・・って感じでした。説明書きにピカソ先生のなかなかの名言「芸術は貞節というわけではない」とかいうことが書いてあってさすが天才は言うことが違うと感じ入りました。私の妹は芸術系の学科行ってたのですが、「芸術には気品がないといかん」みたいなことを言うのでピカソ先生のつめの垢でもせんじて飲ませたいです。
元々絵画が写実的になったのは比較的近年で、写真技術が発達したから写実的な絵に存在価値があまりなくなって、写実的でないデフォルメしたとか印象とか、古代からの様式に回帰したわけですな。自分のイメージする赤と他人のイメージする赤が実は異なる色だという可能性もありますし、絵画の客観性というのはそれほど意味がないのかもしれません。