道徳

道徳というのは結構あいまいなものでありまして、例えば日本では三親等以内では結婚不可ですが、韓国では六親等以内では不可です。近親相姦は遺伝的にあまりよくないという理由があるので規制があるのはそれなりに理由のあることですが、線引きは結構あいまいです。昔の日本だと異母兄弟でも結婚できましたし。あと、近親相姦で子供を作るのが良くないのなら、避妊をすれば問題無いのでは?という結論も出たりします。愛さえあればマザーファッキンOK!ってことですね。(おいおい・・・)
そんで私が何が言いたいのかといいますと、いくら合理的に考えたとしても、前提条件によっていくらでもとんでもな結果が出るんだということです。例えば昔のキリスト教だと、避妊不可でありまして、そこからの結論はコンドームは中出しレイプより非道徳的である、というト学会もびっくりのとんでも結論です。それだったら今の道徳になんの必然性があるの?という疑問が出て来ますが、世の中のほとんどの人が納得していて定着している規範、制度というのを急に変えると社会的混乱が生じてあまりよくない結果が生じるという歴史的結果があります。例えばフランス革命で王様ぶっ殺して大虐殺、外国と大戦争とか。だから道徳は自分の道徳観から外れているからといっていたずらに全否定せず(レイプ、幼女姦などはリアルでやるとかなりアウトですが)とりあえずは現状維持でというのがベターではないかと思います。