「ミッドウェー戦記」上下 亀井 宏著

今日は高校の友人たちと日間賀島でふぐ。渥美方面から来る予定の一人は波が高くて船が欠航で欠席。残念なのでまた来年にでも再戦したい。

本の方は82年に連載されたもので、可能な限り存命の人物に取材した内容をまとめたもの。人によっては矛盾した内容もあるが、戦争の混乱状態ではそんなものだろう。

ミッドウェー作戦は山本五十六が発案して実施し、軍令部はほぼ不賛成だったが山本が押し切った。ただそれほど強行に反対でもなかったらしい。

米軍が暗号を解読して計算ずくで待ち構えたようなイメージがあるが、実際は偶然の要素が大きい。ただ日本軍の慢心による失点が多いのは間違いない。

飛龍の激闘、伊168によるヨークタウン撃沈、最上の帰還の話はとても印象深い。