「呉漢」上下 宮城谷昌光著

後漢光武帝配下雲台二十八将の二位大司馬呉漢のお話。

やる夫光武帝読んでたので、光武帝関連キャラはAAで覚えてる。

呉漢は海馬社長で武力で勢いで押し切るキャラだったような。幽州騎馬軍団の元締めだったようなイメージ。

この本読んだら南陽の貧農出身で、冷静キャラだったりしてイメージギャップ。

上巻では貧農から人のつながりで県令になり、劉秀との出会い。下巻では劉秀に認められて大司馬に抜擢、東奔西走して天下取りに邁進というお話。

劉秀の配下はそんなに突出した人はいなくて、割と有能な呉漢が火消しに回るって感じか。

耿弇、岑彭は名将なイメージだったけど、ちょっと小粒な書き方。蓋延は無能過ぎる描かれ方。