「戦国の軍隊 現代軍事学から見た戦国大名の軍勢」西股総生著

戦国時代の軍隊の構成について。

正社員の武士と非正規の兵士の二重構造だったというのがテーマ。

渡辺勘兵衛の山中城攻めのくだりはとても面白い。山中城は行ったことあるので、どんな感じな城か想像できるのだけど、重装歩兵が曲輪をどんどん突破していくのはにわかには信じがたい。自分は山城で攻撃を想像したりするけど、死傷者めちゃ出そうと思っていたりする。

城攻めは物量攻撃するのかと思っていたら、手練の武士による特攻が重要だったのですね。