「爽やかなる熱情」水木楊著

電力の鬼松永安左エ門の伝記。
以前に読んだ松永安左エ門の伝記「まかり通る」に比べると、戦後の電力体制を作ったときが詳細に書かれてます。「まかり通る」は戦後はちょっとで電力に関わる前が詳細でした。
全国の電力会社を形作った部分はかなり強引で、ついていけないことも多いです。ですがその後の日本の高度成長を下支えした功績は偉大ですね。はたして今の時代を松永翁が見たらなんて言ったでしょうか?