2024-01-01から1年間の記事一覧

「中世への旅 農民戦争と傭兵」ハインリヒ・プレティヒャ著

三部作の3巻。1巻が騎士の話、2巻が経済力を持った都市の話、3巻が傭兵による農民戦争の話とだんだん歴史が下ってきます。 戦争の主流は歩兵の傭兵ランツクネヒトとなり、農民による反乱からの農民戦争から、新教と旧教の激突となっていきます。 戦争に投入…

「中世への旅 都市と庶民」ハインリヒ・プレティヒャ著

前回の騎士と城の話から、時代が進んで都市が力を持つようになり、騎士的精神から庶民の精神が支配的になる話。 都市の中心の建物である教会と石工、庶民の家や道、都市を囲む壁。 職人のギルド制度の話、職人は非常に細分化されている。 貧民救済とそれの裏…

「ドラゴンランス伝説〈4〉 レオルクスの英雄」 マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

ドワーフゲイト戦争大詰め。 レイストリンが様々なものを犠牲にして自らの野望に邁進していく。 ドラゴンランス世界のノームの科学力って割となんでもありなのね。巨大対空兵器もかなりオーパーツに思えたけど、異世界へのゲート開けるとか(汗) ドラゴンラ…

「お市の方の生涯 「天下一の美人」と娘たちの知られざる政治権力の実像」黒田 基樹著

お市の方については、江戸時代以降に書かれた評価は多いものの、一次資料はほとんどない。 織田信秀や信長の家系図、羽柴氏の家系図等も割とわかっていないことが多いので、調査した内容が記載されています。 浅井家滅亡の際に、一緒に死ねなくて悔しかった…

「中世への旅 騎士と城」ハインリヒ プレティヒャ著

名古屋の書店でも売ってたので購入。 リアルの話は知見が広がって非常に面白い。 ガラスの普及する前の建物の窓は、雨戸か開けっ放しかだから、冬はクソ寒い。 城での生活、ファッション、攻城戦の話とか勉強になった。

「ドラゴンランス伝説 (3) 黒ローブの老魔術」マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

前回大変動が発動して、双子と聖女がタイムスリップして・・・からのお話。 タッスルホッフが生存したと思ったら、作内屈指の体験してて、こいつヒーロークエストしてんなという感じ。 キャラモンがあれよあれよというまに一軍の将になってて、展開が目まぐ…

「徳川家康と今川氏真」黒田基樹著

秀忠が生まれたときに付けられた後見役は氏真の妹貞春尼で、乳母は旧今川家臣の妻大姥局と、初期の大奥は今川人脈が多かったと推測されるとのこと。 家康は氏真を遠ざけていたイメージだけど、実際はそんなことなく、外交とか公家との人脈や格式の確立、大奥…

「ドラゴンランス伝説〈2〉イスタルの神官王」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

300年前にタイムスリップしてしまうキャラモンとタッスルとクリサリア。 キャラモンは強制ライザップでデブからマッチョに。 ついに大変動が始まり、驚愕のエンドに・・・ 前からパラダインの中の人は、信者層が違うんじゃないの、神官王や騎士じゃなくてケ…

「中国の行動原理-国内潮流が決める国際関係」益尾 知佐子著

中国の社会を、「外婚制共同体家族」という家族構造から規定して、行動原理を解説するという内容。日本の組織はTREE構造で、局所最適になっているからトップが機能していなくてもそれなりに動く。中国の組織は個々の成員がトップに直接ぶら下がっている水平…

マトリックス

新年は親類が来たので、熱田神宮、テレビ塔、ナゴヤドームと行って、家でネトフリでマトリックスシリーズを見ました。 マトリックスは前に見たと思うけど、ストーリーは全然覚えてないなあ。アクションシーンはなんとなく記憶があるシーンが多い。 第一作が…