マリア・テレジアの伝記でフリードリヒ大王は悪役なのであまり良い印象はなかった。
この本だと文学青年だったのが父親の虐待で壊れたって感じなのかな。
七年戦争で大きな戦力差があるにもかかわらずしのぎきったのはすごいけど、外交的孤立の状況を招いたのは自業自得じゃねと思ったり。
生き残ったから偉人とされるけど、負けて滅びて愚かな王と評価される可能性がかなり高かったと思う。
上巻では一話完結の短編集だと思っていたのが・・・・
下巻では世界の命運を握る前日譚の話に。
バカな神様のおとぎ話かと思ってたじゃないですか。騙されたわ・・・
セカンドジェネレーションで新しい設定が出すぎで、この設定でゲームやりたいですね。
ナポレオン一世から三世はそれなりに予習しているので、どういう人生かだいたいわかるのですが、四世はあまり知らないので勉強になる。
二世と四世は早死して儚い人生ですね。
二世と三世の間の社会情勢とか、四世没後のボナパルト一族の動静とか、間をつなぐ話がなかなか参考になった。
ドラゴンランス伝説最終巻。
レイストリンのアビス行きを、キャラモンを挟んで、対象的な善のタニスと悪のダラマールが見守る構図。全体的に話の枠組みの完成度が高い。
空中都市の使い方には感心。
ソス卿はなんだろうな・・・自分の欲望に忠実すぎでは?
クリサニア、キティアラと女性の扱いが結構ひどかったなあ。