ドラマ チェルノブイリ

海外ドラマ全5回。

チェルノブイリ原発事故のドラマ化で、ショッキングなシーンかなり多い。

福島原発事故と比較して、色々見えるものがある。

消防隊が消化に行って黒い物体を拾うシーン(黒鉛!)とか、炉心の様子を確認しに行ってパーパーに開いてるシーンとか、屋根の黒鉛を一人90秒で掃除するシーンとか吐きそうになるシーンばっかし。

消防隊員がモスクワの病院に行って、妻が追いかける話はチェルノブイリの祈りにもあった。映像で見るとなんつう愚かなことを・・・って悲痛な気持ちになる。

原子力に興味がある人は一度は見るべきなドラマ。

「コロナクライシス」滝田洋一著

WBSキャスターによるコロナウィルスの時系列の整理。

一つ一つの事例は聞いたことがあるものだが、時系列に並べると、中国とWHOに隠蔽工作があることがわかる。

現在の日本は緊急事態宣言を解除し、一旦は平常を取り戻しつつある。ただ次の波が来るのは時間の問題のような気がする。それまでにどれだけ準備を整えられるか。

本日は中国が香港に国家安全法を導入し、これからどうなるか予断を許さない。

世界的に株価が異様に上昇しているのもむしろ不安。これからどんな世界に向かうのやら。

1917 命をかけた伝令

久しぶりに映画を見たくなって、映画館が再開してたので行ってきました。

自分を含めて観客3人・・・経営大丈夫じゃなさそう。

映画の内容は、第一次世界大戦で伝令の行動を長尺カット無しという実験作。

内容はともかく、どうやって撮影しているか謎。ちょくちょくここでカットしてるんだろうなあというところはあるも、気にしてると疲れる。

多分背景はほぼCGで、屋内撮影で処理してると思う。

全体的にFPSなゲーム感覚で、最後の突撃シーンはCODとかでありそう。

「シュメル―人類最古の文明」小林登志子著

中公新書

現在のイラク南部、ペルシャ湾付近チグリス・ユーフラテス川の間の最古の都市文明。

沖積平野で、石や木がないので泥で家や文字版を作る。

粘土板は紙と違って、火事にあうとむしろ固くなるので、残りやすいそうな。

洪水伝説の発祥。

都市文明で交易の必要から文字や印章が発達し、書記という職業や読み書きの学校ができた。王は読み書きができる人はむしろ少数というのは驚き。

三笠宮が端書き書いてるという稀な新書。

「物語 ナイジェリアの歴史-「アフリカの巨人」の実像」島田周平著

アフリカの知識皆無で、ナイジェリアの位置すらわからないので勉強。

ナイジェリアは面積は日本の2.5倍、人口は1億9千万人でアフリカ最大人口。

サハラ南のアフリカ中央部で経済的にはアフリカ一位の大国。

古くはサハラを通じた交易を行い、大航海時代ではポルトガルの植民地。後にイギリスの植民地。沿岸沿いは奴隷貿易の供給源。

イギリス植民地時代に、南部はキリスト教化。北部はイスラム教のまま。

第二次大戦後に独立するも、南北の対立構造を抱える。ボコ・ハラムがどういう団体かもわかった。

正直、これで統一国家として存続してるのがすごいという感想。

映画 若おかみは小学生!

地上波で放送してたので見ました。

前にTVアニメでやってたときより設定の重さが増してたような・・・

占い師と車乗った時点で、見えてる幽霊は心を守るための妄想なのでは?と思えてきたりする。(このへん若おかみ=ジョーカー説)

最後の客の設定は重すぎて、アニメ映画を期待して見た人にはきついのでは?私はやりすぎだと思った。死んだ親よりビジネスや!

TVアニメ版でも思ったけど、幽霊が普通に出てくる世界なら、親がそばについててやれよと感じた。TVアニメ版は母親とナレーションが共に能登麻美子だからそう感じちゃったな。

「戦国日本と大航海時代 - 秀吉・家康・政宗の外交戦略」平川新著

中公新書

秀吉はなぜ朝鮮出兵したか、家康はなぜ鎖国したか、政宗はなぜ独自外交できたかというお話。

スペイン、ポルトガルの世界征服があったから、秀吉は対抗心で海外進出しようとした。結局失敗したけれども、スペインは日本の軍事強国ぶりに、武力による征服を断念した。

徳川幕府もスペインの宗教による征服を認識していたので、締め出しを図った。南蛮貿易に未練があったので、政宗の局地的な交易を許可し、支倉常長による渡欧外交が行われたが、結局局地的な交易はうまくいかなくて、全面鎖国に至った。

南北米国や東南アジアが植民地化されて、戦国日本がされなかった理由は、軍事強国だったからというお話が強調される。