「シュメル―人類最古の文明」小林登志子著

中公新書

現在のイラク南部、ペルシャ湾付近チグリス・ユーフラテス川の間の最古の都市文明。

沖積平野で、石や木がないので泥で家や文字版を作る。

粘土板は紙と違って、火事にあうとむしろ固くなるので、残りやすいそうな。

洪水伝説の発祥。

都市文明で交易の必要から文字や印章が発達し、書記という職業や読み書きの学校ができた。王は読み書きができる人はむしろ少数というのは驚き。

三笠宮が端書き書いてるという稀な新書。