2020-05-23 「シュメル―人類最古の文明」小林登志子著 読了 中公新書。 現在のイラク南部、ペルシャ湾付近チグリス・ユーフラテス川の間の最古の都市文明。 沖積平野で、石や木がないので泥で家や文字版を作る。 粘土板は紙と違って、火事にあうとむしろ固くなるので、残りやすいそうな。 洪水伝説の発祥。 都市文明で交易の必要から文字や印章が発達し、書記という職業や読み書きの学校ができた。王は読み書きができる人はむしろ少数というのは驚き。 三笠宮が端書き書いてるという稀な新書。