「中国の歴史 近・現代篇(一) 」陳舜臣著

日清戦争後から義和団の乱、同盟会成立。

変法運動戊戌政変のあたりは浅田次郎の小説で読んだ記憶があり、西太后のキャラクターは浅田次郎はかなり良い人と書いてたけど、こっちは権力の亡者って感じ。

改革派として康有為や孫文が出てきて、康有為は皇帝主導の改革(変法運動)で孫文は清自体の打倒革命と、方向性が違うのね。

康有為は光緒帝の元で変法運動を進めるも、西太后の主導する保守派の巻き返しの戊戌政変で日本に亡命する羽目に。孫文は革命を成功させるため、世界を飛び回って賛同者を増やす。

義和団の乱で連合軍が北京を制圧し、結局外国の力で改革が進むことになる。科挙が廃止され、留学生が多数諸外国に渡ることに。日本への留学生によって改革運動が盛り上がり、孫文によって同盟会が成立して次回。