「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」高橋 昌一郎著

20世紀前半に活躍したフォン・ノイマンの伝記。

マンハッタン計画で爆縮レンズ計算したというのは聞いてたけど、それ以外にも非常に広範囲に活躍したのね。

フォン・ノイマン以外にも第二次大戦のヨーロッパからアメリカに逃げてきた科学者たちの逸話も豊富。アインシュタインゲーデル等、他の科学者もキャラが強い。

チューリングアメリカでノイマンと一緒にコンピュータの研究をする可能性もあった。その場合はイギリスはエニグマを解読できず、アメリカでコンピュータがとんでもない発展をした可能性がある。