「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」米原万里著

著者が子供の頃通ったプラハの学校での3人の友人のお話。
ソ連崩壊から中東欧の激動の時代の中で、友人たちはどのような人生を送ったかという、小説のようなノンフィクション。国家や民族、個人の生き方について非常に考えさせられる。現代の日本人は知る機会がなさすぎてあまりにナイーブになってる感じがする。