「経済学に何ができるか」猪木武徳著

「戦後世界経済史」が非常に勉強になった猪木先生の最新作。武徳先生の父親の猪木正道氏が亡くなったと聞いたのが最近です。
よくある経済本と違って、一発で断言するようなことはなく、古今の経済理論を紹介して経済学のテーマを語るといった内容。ハイエクも触れつつ、その限界に触れているのも勉強になります。結局アールマイティな理論は無いわけですよね。