「殿様は「明治」をどう生きたのか2」河合 敦著

小笠原長行は継嗣なのに老中になって、五稜郭まで行って抗戦。記録上では大名をついではないのね。

加納久宜は上総一ノ宮藩主で、明治には校長やったり議員やったりして、鹿児島県知事になって、全国で低位だった進学率を全国のトップレベルに引き上げ。農業振興等名知事として知られる。晩年は地元一宮で町長になる。

等々、明治期に活躍した殿様の話が多し。立派な人ばかりで、だめな人の例も知りたいなあと思ったり。