「米露開戦 4巻」トム・クランシー著

最終巻。

パパの回想シーンから地底との接触がえがかれるも、この時には事件は謎を含んだまま未解決。

そして息子が地底と接触し、天頂の真相に迫る。

キエフのホテルで最後の大捕物をやって、切り札を手に入れたところで、パパがロシア大統領に話をつけて戦争終了。

実際のところ、ウクライナの戦争は本筋ではなくて、パパと息子のスパイ話が本筋なんですな。読了してみると、最初思ったのと違う分野の小説になったぞと不思議な小説です。

小説だと、アメリカは宣戦布告はしてないけれどかなり積極的に戦闘に関わっていて、ロシア軍目標へのレーダー誘導とか、さらには戦闘ヘリによる直接攻撃なんかやってますけど、現実ウクライナ戦争でもこんなに積極的に絡んでいるのだろうか?