「アステカとインカ 黄金帝国の滅亡」増田 義郎著

コンキスタドールによる中南米の征服行。

コルテスによるアステカ帝国ピサロによるインカ帝国の征服。他にもアマゾン、コロンビア等の探検のお話。

CIV4やってたからモンテズマは狂犬というイメージだけど、実際はそこまで好戦的ではないのね。

アステカもインカも、最初に君主がスペイン人を目通りした時に、すぐに拿捕されて以降やりたい放題という感じ。ピサロは新大陸に渡る前に、成功したコルテスに秘策を聞いたっぽい。ただ拿捕して征服完了ではなく、その後大反抗が発生する。

アステカではテオティワカンで包囲されて、大損害を受けて撤退するはめに。メヒコ人は生け捕りにしたスペイン兵をピラミッドの上で心臓えぐり取って生贄。それをコルテス達は遠くから見せつけられるという…

太陽を運行するために生贄を捧げる必要がある。自分たちが頑張って生贄してるから世界が成り立っているんだという信仰は、かなり飛び抜けてクレイジーな気がする。

伝染病で原住民が死にまくってるってのもあるけど、アステカを征服するにあたり、コルテスの手腕もかなりすごい。アステカの敵対部族と同盟しまくるとか、船を作ってテオティワカン周辺の湖の制海権取るとか。

全体を通して命が軽すぎ。今の中南米のカオス差もこのへんの影響が残っているのかな。