「カール五世」江村 洋著

ハプスブルク家神聖ローマ帝国皇帝カール5世の伝記。

16世紀後半、日本では戦国時代初期といった時代。

大航海時代コンキスタドールの上司というイメージだけど、新世界の話は無し。

話の前半ではイタリアやフランスでフランス王フランソワ一世との戦いの日々。

後半ではドイツのプロテスタント諸侯との戦い。

カトリックの守護者として戦いに明け暮れる日々。

アフリカではイスラム海賊に撃退され、ドイツでは腹心モーリッツに裏切られて追い出されるという苦難の生涯でした。

時代的にPCゲームヨーロッパユニバーサリスを思い出しました。がんばって新世界に植民してるといつまにか新教徒が勃興してきてヨーロッパがグダグダに・・・