「「横浜」をつくった男―易聖・高島嘉右衛門の生涯」高木 彬光著

横浜を埋め立てた実業家で高島町の地名と元となった高島嘉右衛門のお話。

江戸時代後期から幕末、明治、日清日露と歴史の裏側で関わっていて面白いお話。

商売に成功して大儲けしても、新しいことを開拓しようとしてすぐ大損しちゃうジェットコースターみたいな人生ですね。

父親の代からの鍋島藩南部藩との深い縁の話とか、西郷従道の入れ墨の話とか面白い。

私も祖父から易の手ほどきを受けたのですが、あれは出た卦をどう解釈するかが難しい。