「遺伝人類学入門」太田 博樹著

副題にチンギスハンのDNAと書いてあるが、実際のところチンギスハンの話は主題じゃない。

内容的には面白い読み物というより、理論面の紹介。かなり勉強になるが、お話としては交雑する人類とかのほうが面白いかも。

Y遺伝子の中で割合のかなり高い一群があって、これがチンギスハンの遺伝子じゃないかという学説があるも、別の学説ではチンギスハンの時代より古い時代というのもあって、別の人の可能性もあるそうな。