「ブルボン朝 フランス王朝史3」佐藤 賢一著

はじめのアンリ四世で新旧宗教対立を収め、その後は太陽王などの登場。

リシュリュー枢機卿やマゼラン枢機卿、アンヌ・ドートリッシュは三銃士で読んだ記憶。リシュリューは悪辣な悪役で、アンヌ・ドートリッシュは可哀想な被害者的なイメージだったけど、史実を見直すとアンヌ・ドートリッシュは政治音痴のビッチなんだな(;´Д`) マゼランはそんなに有能とは見えなかったけど、史実ではかなり有能なのな。

後半は革命勃発でルイ16世は処刑されて、ナポレオン没落後の王政復古の時代。

革命後の王政は既に時代遅れで、その後の共和制の準備期間という位置づけ。

ブルボン朝は知ってる名前とか知ってる話が多くて、話がすっとわかってよかった。