「呉越春秋 湖底の城」7,8巻 宮城谷昌光著

文庫本で8巻が最終巻だと思っていたら、単行本の9巻がまだあったのね。

7巻からは主人公が范蠡になって、越から見た呉との戦いの話になります。

越は他国人に開かないと言いつつ、人口が少ないからかすぐ採用される感じ。今まで田舎の国だと思ってた呉が急に都会っぽく見えてきます。

越王勾践は他の本だと口が尖ってるとか書いてたのでスネオみたいな容姿なのかなと思ってたら、この本ではかなり精悍な感じです。

越が呉に負けて、忍従の日々で最終巻へというところ。