ユヴァル・ノア・ハラリの新刊。前作の内容を踏まえて、どう生きればよいのか議論の種的なお話。
今日の人類の危機として、核、環境、破壊的技術がある。
感心した話として、自由主義というお話は20世紀はファシズムと共産主義に打ち勝ったが、現在では力を失っている。とはいえ、ナショナリズムはローカルなものであり、グローバルな危機の三要素に対処することはできない。ナショナリズムが主流になることはない訳だ。何が来るかというと、前作でAIデータ主義になるようなこと書いてあったけどそうなるんだろうか。未来はわからんわな。
話の落ちがヴィパッサナー瞑想おすすめで締めててワロタ。確かに仏教の無常無我こそが真理だわな。