「子産」宮城谷昌光著

春秋時代の鄭の政治家子産のお話。

子産個人というより、鄭の政治家の群像劇って感じかな。

子産は子供の頃のほうがキャラが立ってて、将来を見通す力がすごいんだけど、大人になって政治家になると若干影が薄くなるという・・・

大国普と楚の間で始終離反しないといけない小国鄭の政治家は大変ですね。

あの人は徳が薄いのでまもなく死にます!とか予言が結構多いけど、これって色んな人が色んな人の予言していて、あたった予言だけが残っているのでは・・・