「日本人の魂の原郷 沖縄久高島」比嘉 康雄著

集英社新書。2000年第一刷。筆者も2000年に亡くなっているんだな。

久高島は先月の沖縄旅行でレンタサイクルで一回りして、風景に感動したのだけど、民俗的な話は全然知らなかった。ぐぐったらいろいろ特殊な島であることがわかって、参考のためにこの新書を読んでみた。

本では祭りの写真付きで説明があって、地名を見ながら、あそこでそんなことやってたんだと感慨深かったりする。

フボーウタキは立入禁止で、外から見た感じは森だったけど、中は丸い広場になってるのね。

島で話した売店のばあさんとか、おっさんとか、こういう祭りをやってたんだね。ただ、過疎化で神女が減っていって、今は祭りは簡略化あるいは中止されてきてるようで心配です。このまま同質化していくのだろうか?