「魚影の群れ」吉村昭著

動物と人間の関わり方がテーマの短編集。表題の作品は大間のマグロ漁師の話で映画化もされてます。吉村先生は女に恨みでもあるのかと思うくらい、作品に出てくる妻や娘はなんかしらん問題起こしますね・・・主人公に娘がいると、男と駆け落ちフラグが立ちます。
海の鼠は異色で、愛媛の小島のねずみ騒動がテーマで、個人は目立たずひたすらネズミ駆除の苦闘が書かれます。苦闘は最後まで実らず、バッドだかグッドだかわからん終わり方で、この話が一番面白かったです。以前テレビで四国の島のネズミ退治に猫が出征というニュース動画やってて、この話だったんですねえ。