「春秋山伏記」藤沢周平著

庄内の村の山伏のお話。山伏というのは山で修行する存在かと思ってたら、この本では修行で得た能力で村の問題を解決する存在でもあるのだな。藤沢周平の作品としては、不幸になる人間は少なめで、だいたいハッピーエンド。
どっちかっていうと登場人物が闇にどんどん沈んでいくような鬱展開の方が好きだったり(汗)