「ある華族の昭和史」酒井美意子著

前田侯爵家の姫である作者が戦前から戦中、戦後にかけての華族の生き様を綴った内容。
華族がどういう生活してたか知らなかったので、これを読んで非常に参考になりました。
途中で急にアドヴァイタ的な悟りを語り始めてワロタ。
ノンフィクションぽく書いてるけど、実は結構仮名のキャラが多いとか、作者がいないのに見てきたかのような描写があったりします。やっぱり貴族ってのはなかなか食わせ者ですな。いい意味で。