「斬」綱淵謙錠著

首斬り浅右衛門が幕末明治にどういう運命をたどったのか、ルポのような小説。
明治に入ったら山田家は首切り役として明治政府に仕えるも、明治10年頃から斬首刑は絞首刑に切り替わっていってしまうのでした。
これを読むと首切りのお作法に非常に詳しくなれます。
この本の凄さであり、問題でもある点は、小説であるのでどこまで作者の創作かわからないところです。
山田家の兄弟の運命は本当にこの本の通りだったのか、本当だったら悲惨すぎるわけで、どこまで創作なのか気になるところです。
名作であることには疑いのない一作。