「コンテナ物語」マルク・レビンソン著

物流を一変させたコンテナの歴史。
コンテナが普及したのは1960年台で、それより以前は港湾労働者がえっちらおっちら積み荷を動かしてた。
箱自体はすごい技術を使っているわけではないが、システムが普及し始めると、世界に破壊的な革新を及ぼしていくことに。コンテナに最適化していない港はどんどん廃れて、新しくコンテナ用に作られた港が巨大化していく。コンテナ船もどんどん巨大化し、パナマ運河サイズを超える船まで出来る始末。
物流コストを破壊的に削減し、世界的分業が現実のものとなった。