「クリスマスのフロスト」R・D・ウィングフィールド著

クリスマスのイギリスの田舎町でフロスト警部が事件解決のために七転八倒するお話。
少女行方不明事件を捜査中に、関係無さそうな白骨死体を発見して事件がどんどんあさっての方に・・・
イギリスらしいブラックかつ下品なユーモア満載で、フロスト警部はけっしてスマートではないけど妙な味があります。推理小説かというと、なんか違うような気もする。
決してハッピーエンドではないけれど、後味は悪くないという不思議な小説です。