「中国の大盗賊・完全版」高島俊男著

この本の大盗賊というのは最終的に国を奪って皇帝になった人物を指していまして、陳勝劉邦朱元璋、李自成、洪秀全毛沢東について書かれています。
この本で著者が本当に言いたいのは、毛沢東共産主義者で国を統一したとうのは真っ赤なデタラメで、過去中国を統一した盗賊皇帝の一人にすぎないということでした。
李自成が共産中国で人気になったのは、李自成=毛沢東、明朝=中華民国、清=日本となぞらえていたからというのには感心。