「無常の見方―「聖なる真理」と「私」の幸福―」アルボムッレ・スマナサーラ著

スマナサーラ師による無常の解説。
日本人的無常観と仏教の無常は違うものだと解説しています。
日本人は季節や人の死を感じた時に無常を感じますが、無常はいついかなる時もそうなのであって、時や場所、自分自身でさえも無常であるということ。
諸行無常諸法無我一切皆苦はすべて無常の言い換えであり、無常を『実感』することが悟りである。
私にとっては非常に納得させられる解説でした。無常を実感するにはまだまだ遠いのですけどね・・・