「陽だまりの樹」手塚治虫

最近Nexus 7電子書籍レンタルサイトRenta!でちょくちょくマンガ読んでます。手塚作品で読んでなかった陽だまりの樹を読み出したら止まらなくて2日で全巻読んでしまった。
幕末に手塚の先祖の医者と一本気な武士の生き様を描くお話なわけですが、出てくるキャラがほとんど可哀想な運命をたどるのはさすが手塚先生なところ。伊武谷万二郎にはちょっとは家庭的な幸せを味あわせて欲しかったです。手塚作品のキャラは、運命的な絆を感じていた女性とは結局結ばれず、途中から出てきたちょいブスの女性と結ばれる展開が多いような。でも万二郎はその展開にもならんかったなあ。