西部戦線異状なし

1930年のアメリカ映画。
第一次大戦西部戦線で、愛国心に燃えて志願して出征した学生が、戦友の戦死や自らの負傷、後方の無理解等に苦しみ、最後は塹壕の外のチョウチョに手を伸ばした所で狙撃兵に射殺されるという粗筋。
一貫したストーリーがあると言うよりは、戦場のエピソードをつなぎあわせたというような感じ。今の映画になれてるとちょっと退屈な場面もあるかも。最後の休暇の父親の戦争に対する無理解と、母親の心遣いが泣けた。