「第六大陸」小川一水著

たまには新規開拓しようと、今までは読まなかった日本人作家のSFを読んでみました。
月面に商業施設を建設するという野心的プロジェクトのお話。予算とか工程とかなかなか現実的で、設定にかなり感心しました。J・P・ホーガン的な感じに感銘。
問題はキャラ付けが微妙で、がんばってキャラ立てしようとしてるけど陳腐感ありなところが残念。あとあの宗教家はないわ。あれは詐欺師。