「アブない金融錬金術師たち ヘッジホッグ」バートン・ビッグス著

ヘッジファンドで運用やってる人たちの生態のお話。
自分はインデックスファンドにドルコストで積立が一番いいと思ってるので、こういうアクティブファンドの人たちはとてもカタギに見えない危ない人に見えるのですが、はたから見ると面白いです。
書いてる人はバリュー派(安い株を買って持ち続ける)のファンドマネージャーみたいで、そういう視点が多いです。面白い人はグロース派(トレンドに乗る)が多い感じ。
途中でマンデブロ先生(ブラックスワン)が出てきたけど、著者はあんまり興味がなさそうでワラタ。
最後の締めはケインズで、やっぱ金融はケインズが最強なんですかねえ。