「破天」山際素男著

これは今年読んだ本で一番になりそうです。
現在のインド仏教の指導者は佐々井秀嶺という日本人で、佐々井師は40年間インドの不可触民解放と仏教復興運動に尽くされています。
この本は佐々井師が日本で生まれて僧になり、タイとインドに留学に行って、因縁の地ナガルプルでインド仏教のために生きることになるというお話です。
インドでは仏教はほとんど残ってなかったんですが、カースト下層の人たちはヒンズー教では救われないため仏教に改宗する人が増えているそうですな。インド仏教復興の祖アンベートカルについての本も読書中。