「彷徨える艦隊」ジャック・キンベル著

ハヤカワ文庫のSF新刊。最近SFはスペースオペラが多くて食傷してあまり読んでなかったのですが、久々に読んでみました。
これも一応スペースオペラの第一巻で、まだ続刊しそうな感じです。内容は、100年前に行方不明になった軍人である主人公が冷凍睡眠状態で発見されて、艦隊に助けられて起きたらその艦隊の提督が死んじゃって自分が最高位で司令官になっちゃったというお話。
宇宙船の速度とか情報伝達速度が光速で制限されているので、無線発達以前の海戦のような描写でなかなか面白いです。