神雕剣侠

射雕英雄伝」の続編「神雕剣侠」を読んでますが、巻を置くことあたわずってやつで睡眠時間が激減りであります・・・
射雕英雄伝」で主人公の宿命のライバルという設定だったのに、作者のキマグレでせこい悪役になってしまった楊康の忘れ形見楊過君が主人公です。
楊過は生まれた時には父は既に亡くなり、母も早く亡くなったため天涯孤独の身です。射雕英雄伝の主人公の郭靖に拾われますが、郭靖の娘や弟子にいじめられ、全真教に弟子入りさせられます。全真教でも師匠たちにひどい扱いをされ、逃げた森の中で小龍女と運命的な出会いをするのでした・・・


楊過 前作の郭靖はぬぼーっとした中国大人的キャラですが、楊過君はずるがしこくてとんがった性格です。やたら逆境が多いね!あとやたらモテモテ。
小龍女 楊過の師匠かつ恋人。何年も墓の中で修行していた絶世の美女。レイープされても気づかなかった超感覚女でした・・・ちなみに昔の中国では師匠は親と同等で恋愛は掟破りです。

ちなみにカンフーハッスルに出てきた大家の名前は楊過と小龍女、この小説のパロディだったんですねえ。