射雕英雄伝

金庸先生の「射雕英雄伝」(なんか字が違う感じ・・・)の二巻まで読みました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198610371
ムービーはまだ見てませんが↓
http://maxam.jp/product/dispProduct.php?film_id=2004082701


さすが金庸先生らしく、超ジェットコースター的に飛ばしたストーリーです。恐ろしいまでの行き当たりばったりさが素晴らしい・・・
ざっと序盤の粗筋を書くと、中国江南に二組の夫婦がいて両方とも奥さんが妊娠中。いきなり襲撃されて旦那達はぶっ殺されて奥さん達は拉致られる。一人の奥さんは色々あってモンゴルにたどりつき、そこで主人公の郭靖君を出産するのである。
ジンギスカーンに説教したことで有名な長春真人が武術の達人として登場し、江南七怪とかいうやからと拉致られた二人の奥さんの子供を互いに鍛えて18年後に戦わせようと無茶な約束をして、江南七怪が郭靖君を鍛えまくります・・・
さて16歳になった郭靖君はジンギスカーンに気に入られて娘を嫁にやると言われますがとりあえず保留して中国に親の仇を取りに行きます。旅の途中で乞食の子にご馳走してやるとその子は実は世界の最強5人衆の一人である東邪の娘黄蓉でその子に惚れられちゃったのでした・・・
そんで郭靖君は黄蓉たんとラブラブ二人旅してると最強5人衆北乞に出くわします。北乞は美食に眼が無いので、料理の達人である黄蓉たんが超絶味バトルを展開し、郭靖君は北乞から秘奥義を伝授されます。
それから郭靖君は黄蓉たんとパパ東邪に会いに東の島に行きますが、なんかガイキチな周伯通という老人が登場。「うえーん!ジジイだからって兄弟になってくれないのかよう!」ってダダをこねられ、郭靖君は周伯通と義兄弟になるのでした・・・
二巻ではここまで。なんか若い主人公より最強五人衆とかジジイのほうがキャラがたってる・・・