「株式投資の未来」 シーゲル著 読了。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822244571
シーゲル先生が過去50年間でバイアンドホールド戦術をしたとして統計を取った結果、
真に儲かるのは成長株ではなくて、高配当株だそうです。
トータルリターン＝株価上昇率+配当利回り
そんでシーゲル先生の推奨する投資法は高配当低PER株をロングレンジで保有し、配当を再投資する、というものでした。10年単位のロングレンジで見た場合、低配当高PER銘柄を持ちつづけるより、高配当低PER株で配当を再投資するほうが、最終的に所有する資産は大きいと。
まあ理論的にはそうなんでしょうけど、シーゲル先生の見出した最強の株はタバコのフィリップモリスで配当が5%くらいですから、そりゃ再投資もまわるとは思います。でも日本って高配当銘柄でもたかが3%ですから・・・
PERが100を超える株価はどんな高成長銘柄でも許容できないとの指摘には同意。
