東電OL殺人事件

仙台 ガンダムバーZION
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東電OL殺人事件という本を読んでみた。本自体はたいしていいできではないのだが、扱っている事件はとても現実のものとは思えない。慶応出の東京電力の管理職クラスの女性が夜になると渋谷で体を売るという生活を10年も続け、そのあげくアパートの空き部屋で殺され10日後に発見されるという事件。人間というものはつくづく世間一般で考えられているようなものでは無いことを思い知らされるのである。社会的規範から外れた人を実際に見るまでは実感として持つことは難しいであろう。
と書くとまるで自分が社会的規範に乗っているようだがそうとも言い切れず。