金券ショップの仕入元

金券ショップは定価より安く金券を販売しているわけで、どこから調達しているのか不思議な存在です。現状のところ私が把握している仕入れ元として、
1.一般の持込
 お中元で貰った商品券や余った新幹線の回数券など、持ってても使わなそうな金券を売るという一番納得できるコース。ただこの場合は実際に販売している金券の供給のわずかな割合を占めているに過ぎません。

2.債務者の自転車操業
 借金を抱えているものが当座の現金を手に入れる方法として、クレジットカードのショッピング枠を現金にかえるということがあります。ブランド品等に比べると金券は換金率が高いのでよく利用されます。実際最近はこの対策でクレジットカードで購入できる金券はほとんど存在しないのですが、まだ極少数存在します。パスネットなんかはほとんどこれか、金券屋が客寄せのために自腹切ってるかのどっちかだと思います。こればれるとクレジットカード会社からカードを使用不可になるので注意。

3.発行元の横流し
 金券の発行元が売れずに在庫で余ってる金券をてっとりばやく現金化するために金券ショップに横流し。悪質なケースとしては従業員が横領して横流しということもあります。(QUOカードとか・・・)

4.企業の税金対策
 企業の利益はけっこうな割合で法人税として取られちゃうので、贈答用とかいう名目で金券買って経費扱いにして利益を減らして、金券は金券ショップにこっそり売って裏金作ってるということはけっこうあります。金券にして換金するので目減りはするのですが、税金でとられるよりましということですね。ばれると追徴課税されます。

とりあえず以上。