さみしさサヨナラ会議

小池龍之介宮崎哲弥による「さみしさ」についての対談。
一応仏教的な背景のもとの対談だけど、内容は脳科学的なお話が多い。
脳神経への情報の刺激は麻薬的側面があり、現代人のように四六時中ネットから情報を受け続けているとネットジャンキーになり、反動としてさみしさを過剰に感じることになる。
いかにして脳神経の過剰反応、感情のぶれをコントロールするかというのが対論の方向。
方法論はともかく、ネットからの自己コントロールはかなり重要と思う。

「解錠師」スティーヴ・ハミルトン著

kindleマーケットで定価で買ったら半値セールやっててショックだった作品。
金庫破りの才能があるばかりに、裏の世界に生きる少年の青春を描いた作品というところか。
恋愛の部分はそんなに惹かれなかったけど、解錠シーンがやけに緊迫感に満ちてて読んでてのめり込む。
映画化しそうな内容だけど、解錠シーンの映像化は難しそうな気がする。